記憶

ある巫女姫の記憶

桃色の姫へ

「また、お逢いしましょうね」

高句麗の姫 姫が私に教えてくださったことは はかりしれず 美しく光り輝き、愛を伝えること いのちひとつで生きてゆくこと たった一瞬の邂逅で 光輝く永遠の未来を 我らに そしてこの地にもたらして下さった 大国のお姫様が乗っているとは思えない 飾り立て…